多角的な科学アプローチで葉枯れ病から天然資源植物ゴムノキを守る!
News
SATREPS「ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発」のホームページを開設しました。
プロジェクト代表 松井南が2022年度ゴム研究会(東北大学)で発表を行いました。
8名のインドネシア研究員を理研と岐阜大へ招待し技術移転を行いました。
第3回JCC会議を理研横浜研究所にて開催しました。
About Research Purpose
1.ゴムノキ葉枯れ病の早期対策を通じて資源生産国と消費国を繋ぐ
現在、天然ゴム生産国ではゴムノキ葉枯れ病の感染が拡大しており、ゴム生産に深刻な被害を与えています。我々はインドネシア天然ゴム研究機関及びインドネシア大学と協力して、化合物、微生物剤による葉枯れ病菌の駆除とゲノム育種の導入による育種基盤構築、人工衛星やドローン画像から感染地域の早期検出を行うなど多角的な科学アプローチから、葉枯れ病の防除と感染拡大を抑制することをミッションとして研究活動を行っています。また、資源生産国と日本を繋ぐ近代的科学技術に根ざした育種に貢献できる研究リーダーを創出することにも力をいれます。
2.世界の需要増大に見合った安定的な天然ゴムの供給へ
東南アジアは世界の9割以上の天然ゴムを供給しています。東南アジアのゴムノキはクローン増殖のため、同じ病害に感染してしまうリスクを抱えています。開発した技術を天然ゴム生産国と共有することで、世界の需要に見合う安定的な天然ゴムの供給とゴム生産農家の安定した生計に貢献します。
Collaboration groups
岐阜大学
前橋工科大学
インドネシアゴム研究所 (Indonesia Rubber Research Institute)
インドネシア大学 (University of Indonesia)
Research activities
1.ゴムノキ葉枯れ病の早期対策を通じて資源生産国と消費国を繋ぐ
現在、天然ゴム生産国ではゴムノキ葉枯れ病の感染が拡大しており、ゴム生産に深刻な被害を与えています。我々はインドネシア天然ゴム研究機関及びインドネシア大学と協力して、化合物、微生物剤による葉枯れ病菌の駆除とゲノム育種の導入による育種基盤構築、人工衛星やドローン画像から感染地域の早期検出を行うなど多角的な科学アプローチから、葉枯れ病の防除と感染拡大を抑制することをミッションとして研究活動を行っています。また、資源生産国と日本を繋ぐ近代的科学技術に根ざした育種に貢献できる研究リーダーを創出することにも力をいれます。
2.世界の需要増大に見合った安定的な天然ゴムの供給へ
東南アジアは世界の9割以上の天然ゴムを供給しています。東南アジアのゴムノキはクローン増殖のため、同じ病害に感染してしまうリスクを抱えています。開発した技術を天然ゴム生産国と共有することで、世界の需要に見合う安定的な天然ゴムの供給とゴム生産農家の安定した生計に貢献します。
Achievements
2022-10-14 NATIONAL RUBBER CONFERENCE 2022
2022-12-9 第3回天然ゴム研究会
2023-2-20,21,22 IRRDB International Rubber Conference 2023
2023-4-18,19 SPIE Future Sensing Conference 2023
Activities
Members
理化学研究所 環境資源科学研究センター グループディレクター
理化学研究所 環境資源科学研究センター 研究員
岐阜大学 応用生物学部 准教授
前橋工業大学 工学部 教授
理化学研究所 光量子工学研究センター 先任研究員
岐阜大学 応用生物学部 教授
インドネシアゴム研究所 所長
インドネシアゴム研究所 植物防疫研究グループ長
インドネシアゴム研究所 植物育種研究グループ長
インドネシア大学
インドネシア大学 教授
インドネシアゴム研究所 アドバイザー
Access
JR京浜東北線「鶴見駅」より、臨港バスふれ〜ゆ行き「理研・市大前」より徒歩1分